湿潤療法(注意!傷写真あり)

そういえば湿潤療法の道具紹介していなかったなと思っていたら、都合よくすこーしだけ擦過傷になりました(>_<)

湿潤療法といえばキズパワーパッドが有名ですが、同等機能の商品があるって、近所の整形外科で紹介してもらったものです。使い勝手がよく、コストパフォーマンスもよいです。

湿潤療法について医療サイトをみていただいたほうが確実ですので、詳しくは書きませんが、要は乾燥させないことで有用な菌を活かして細胞の再生を早めるという考え方です。

なお、湿潤療法中に傷口がどす黒くなったり、発熱や痛みが続く場合等は化膿している可能性があるので、即座に医療機関にいくようにと、以前治療を受けた先生に教えていただきました。使い方を間違えると危険なので、ある程度自分で判断できるようになるまでは、医療機関で教えてもらうのがよいと思います。

さて、湿潤療法で患部にはりつけるドレッシング材(被覆材)ですが、ラップを使うやり方もありますが、自分は使い勝手とコストのバランスからこれを使っています。

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また、パットの根着力は弱いので、フィルム状のカバーを上からはります。少量販売がないので商品自体は高めですが、単価はそれほどでもありません。こちらのパーミロールが伸びがよく可動部に使いやすいのでオススメです。近所の調剤薬局では1m単位にカットして販売していますが、よく使うのでロールで買っています。

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今回の傷は、こんな感じで左手の肘にうすく擦りむいています。有用な菌を殺菌したくないので、消毒液は使わず、大量の水道水でじゃぶじゃぶ洗います。出血が落ち着いてからパッド等の処置をします。消毒液は強すぎるので、必要な菌も死滅させてしまうようなので、基本的に使いません。また水道水は塩素殺菌されていて安全ということです。ただ、例えば山の中で転倒した場合は水道水がないし、傷口に土が入ってしまったようなケースでは治りが遅くとも、土中の有害な菌がコワイので、消毒液を使っています。ケースバイケースで状況判断しますが、判断できないときは後で医療機関で治療をうけています。

左手の肘に擦過傷

ハイドロ救急パッドを患部のサイズにカットします。本題からずれますが、治療で使用するはさみは、のりのついたものを切ることが多いので、フッ素コーディングされているものが使いやすいですね。

はります。ぴたっ。

パーミロールをカットします。パッドより大きめに。足りない場合は、2枚を少し重ねつつ並べて貼ります。幅は何種類かあります。

裏面のフィルムをはがして貼り付けたあと、表面のフィルムをはがします。

貼り終わった後。肘を動かしても、簡単にははがれません。はがれやすいときは、体液で滑っているので、救急パッドが小さすぎる可能性があります。 しばらくして体液が蓄積してぶよぶよになるので、最初は数時間で貼りかえます。体液が細胞を修復しているので、あわてて取り換えずに、落ち着いてきたら2-3日くらい貼りっぱなしがよいようです。

1日経過(追記)

救急パッドを交換しました。怪我等ほどの怪我でもありませんが、やはり子供と違って治りが遅いです。水色の部分は湿潤液(体液)がフィルムから漏れて、怪我していない場所なのに、かさぶた状になっていました。ピンクの部分は保護していなかった部分でやはりかさぶた状になっています。治療したときは見えなかったんですが、少しひっかいていたんですね。患部はかさぶたにならず、湿潤液でベトベトしています。

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