ジャンプの練習をしようと思った矢先に雨続き。モンモンとしていたのですが、そうだつくろう!と。
長さは面にホイールベースを確保したいと思ったのですが、ホームセンターのカット済45mmx90mmの板材で、そこの長さを最大にとれるように設計しました。対角線で√(45×45+90×90)でだいたい1006mmですが、カットの切しろがあるので、100㎝以下でしょうか。
高さはBMXのチェーンリングの高さをみて、300mmに設定しました。300mmでもなれるまで怖いです。子供たちはかなりビビっています。トライアル遊び用に180mmのU字溝があるので、高さをあわせて180mmでもよかったかなと。300mm以上高くすると、面の長さも短くなるので、自分の練習用にはこれでよかったかなと。あと、300mmだと、面の長さがほぼ900mmで、ロスが少ないです。今回は900mmx900mmx2mmの板材を購入したので、長さ方向はノーカットですみました(いや、すむはずでした…)。なお、この450mm x 900mmの板材でとれる最大の高さは約400mmです。
幅はFlightDeckという樹脂製ジャンプラプのサイズを参考に、700mmにしたのですが、600mmでも十分な感じでした。ホームセンターのカット済の板材サイズになるので、図面は600mmにしてあります。梁は側板の厚さをひいた長さ(15mmの板材なら570mm)なので要注意です。今回、板も梁も700mmで切ってしまって泣きましたw
カットですが、島忠だと特殊カットで曲線カットもやってもらえます。型紙なんて用意してないので、その場でフリーハンドで書かないといけないですが、かなり制作のハードルが下がりますね。特殊カット担当さんは、通常のカットも手早くいい感じに切ってくれます。今回は全部カットしてもらって500円くらいでした。いろいろ考えると安い。そしてカット終わり。
次、屋外保管になるので、角材や板材の端から傷まないように、先に塗装しました。工作と聞いて、やらせろ塗らせろいうので、塗らせてます。かなり仕事増えるのはまあいいとして、想定より塗料のロスが多くて、足りない。板材ははりかえることになりそうだからいいか。。。
次、組み立てというかねじうち。適当です。滑走面の角材はだいたい10㎝間隔に配置しました。滑走面に6本。背面はリップの角に1本。床に2本。計9本。角材に使用したコースレッドは、割れるのを嫌って3.3mmx40mmとしました。強度が不安だったので、1か所に3本うちました。また、角材は面にたいして横(長いほう)に配置しましたが、強度優先で縦(短いほう)でもよかったかも。700mmだと気持ちたわむので、裏に縦に補強しています(2か所)。完成品のビスの配置で確認してください。最終的に合計11本になりました。
やらせろいうので、最初のうちこみだけやって、あとはやらせました。ワークベンチもないので、側板については最初に全部の位置決めをして、ねじを5mm程度打ち込んでおきました。子供は力がなく簡単に軸がぶれるので、自分がおさえてました、ボタンだけ押させましたが、なんとかできました。そして二人はラジコンへ…。
板は幅を間違えたので、やむなく縦横を変えて、使わないはずの端材を足して、横ははみだしたところをのこぎりで切り落としました(かなり雑になって、少し泣いた)。せっかくの設計滑走長900mmのメリットを生かせず残念。
板材は曲げやすい2mmを2重にしていますが、角材のはいってないところが少したわみます。スケボーだと15mm厚のコンパネを滑走面に使ったほうがいいかも。自転車は気づけないので問題ないです。
とにかく完成。よかったよかった。試しに乗った感じだと、自転車なら凸凹感もなく悪くないです。ライダーのスキルが問題ですが…。これで練習したらうまくなりそう。
費用はざっくり材料費が3,000円、作業費500円、ビス500円、塗料1,000円
子供たちの16インチBMXだとチェーンリングがひっかかるのですが、裏に18㎝のU字溝をおいておけば浮かなくても走行可能です。ジャンプのテクニックはなく、危なっかしいので上り気味の傾斜で使わせてます。まぁまぁ楽しいようです。